居住面積、カレーズ、ブータン:同じ住戸に三つの数字
サンルームと天井の低いロフトがある住戸なら、三つの異なる面積が並び、そのどれもが正しいということが起こります。
三行で答え
三つとも出発点は同じです。床を測り、壁、間仕切り、階段の踏み面、階段室、配管スペース、開口部の見込みを差し引き、天井高 1.80 メートル未満の部分は数えません。違うのは対象範囲と使う場面です。カレーズ法は区分所有物件の売買時に表示し、サンルームを含む閉じて覆われた空間を数えます。建設法典でいう居住面積は、さらにサンルーム、バルコニー、地下室、車庫、未改装の屋根裏を除きます。ブータン法とは、その居住面積を無家具の賃貸借契約に記載するものです。
何が違うのか
カレーズ法
区分所有物件の専有面積。天井高 1.80 メートル以上の、閉じて覆われた空間を数えます。地下室、車庫、駐車区画には適用されず、八平方メートル未満の区画にも適用されません。
居住面積
建設法典上の概念。壁の控除と天井高 1.80 メートル未満の除外は同じですが、さらにサンルーム、バルコニー、ロッジア、テラス、地下室、半地下、車庫、物置、未改装の屋根裏を除きます。
ブータン法
三つ目の計算方法ではありません。無家具の賃貸借契約で記載が義務づけられた居住面積そのものです。計算は同一で、変わるのは義務の有無だけです。
どちらをいつ使うか
カレーズ法
マンションや区分所有物件を売却するとき。売買予約契約と登記原因証書に記載される面積です。
居住面積
各種診断、都市計画関係の申請、住戸の技術的な記述全般で使います。
ブータン法
無家具の住宅賃貸借契約で使います。家具付き賃貸にも事業用賃貸にも適用されません。
フランスの制度です。誤りの効果は条文ごとに異なります。カレーズ面積が表示より二十分の一を超えて不足すれば代金減額請求の対象になり、ブータン面積の誤りは賃料の見直しにつながります。広告から書き写すのではなく、実測を確認してください。
よくある質問
カレーズ面積がブータン面積より大きいのはなぜですか。
サンルームや閉じたロッジアなど、居住面積では除外される閉じて覆われた空間があるからです。同じ物件なら、カレーズ面積はほぼ常にブータン面積以上になります。
これらの面積は図面から計算できますか。
寸法が入り縮尺が正しければ、ジオメトリーについては可能です。ただし図面が必ずしも示さない情報が二つ残ります。実際の天井高と、その空間が本当に閉じて覆われているかです。数字を出す前に現地で確認すべきはこの二点です。