AutoCAD の無料利用:実際にある選択肢
結論から言うと、商用で無期限に使える無料版はありません。正規ルートは三つありますが、どれも企業の日常業務は賄えません。
本当に無料ですか?
AutoCAD はサブスクリプション販売で、Autodesk が業務用の無料版を出したことは一度もありません。「無料」という言葉で見つかるものは三種類あります。期間限定の体験版、学生と教員に限定された教育ライセンス、そしてサブスクリプションに付属し閲覧が中心の Web アプリです。それ以外、キージェンや改造版を含めて、Autodesk のライセンス監査の対象になり、企業の端末に置くべきものではありません。
実際に無料な範囲
- 公式の体験版。機能はフルですが期間限定で、Autodesk のサイトからアカウント登録して入手します。
- 教育ライセンス。学生または教員が資格証明を提出すれば無料ですが、商用利用は厳禁です。
- 無料ビューアー。受け取った DWG を開くには便利ですが、作図や編集はできません。
どこで止まるか
この三つのどれでも顧客に請求はできません。体験版は数週間で切れ、教育ライセンスは商用利用を禁じ生成ファイルに印を付け、ビューアーは作図できません。さらに PDF で受け取った図面を拾う場合、その前段に問題があります。AutoCAD が求めるのは画像ではなく DWG であり、スキャン PDF を読み込んでも下絵が得られるだけで、結局は手でなぞり直すことになります。
FloorScan が無料で開放する範囲
FloorScan は逆側から解きます。PDF をそのまま読み、壁・部屋・開口部を検出し、面積を計算し、AutoCAD がそのまま開けるレイヤー付き DXF を書き出します。無料アカウントで全モジュールが三十日間開放され、カード登録は不要です。期間終了後も手動の数量拾いは使え、公開の計算ツールはアカウントすら要りません。
アカウント不要で今すぐ使える、対応する計算ツール。
図面の縮尺よくある質問
企業向けの無料版 AutoCAD はありますか。
ありません。Autodesk は AutoCAD をサブスクリプションでのみ販売しています。無料のライセンスは期間限定の体験版と、商用利用を明示的に禁じる教育ライセンスだけです。
AutoCAD なしで数量拾いはできますか。
できますし、多くの場合その方が速いです。数量拾いソフトは図面の PDF や画像の上で面積と延長を計算し、表計算に書き出します。CAD が必要になるのは、作図や図面修正をするときだけです。
AutoCAD を買わずに PDF から DWG を得るには。
AutoCAD を含むすべての CAD が読める DXF を経由してください。FloorScan は PDF からレイヤー付き DXF を生成するので、LibreCAD のような無料ツールでも、既に社内にある CAD でも開けます。
料金と無料プランは執筆時点の公開情報です。提供元は予告なく変更できます。決める前に公式サイトで確認してください。
価格の疑問はこれで解決です。機能の比較はこちら。
FloorScan vs AutoCAD