ひとつの現場は、ひとつの道具に収まりません
工程表は表計算の中
住戸ごとに 1 行、1 日ごとに 1 列。そしてファイルは 3 つの版が出回ります。
書面は毎回打ち直し
同じ訪問通知を住戸ごとに書き直し、前の現場名が残ったまま配られます。
指摘は行方不明
訪問中に手帳へ書いた指摘が、3 週間後に写真も日付もない状態で見つかります。
この 3 つを同じデータの上でつなぎます。工程表が書類を作り、書類が履歴を作ります。
現場のすべてを、タブごとに
タブは現場の種類に合わせて変わります。1 住戸の改修は部屋と作業で進み、入居中の改修ではさらに住戸台帳、日次工程表、入居者向け通知が加わります。
現況調書
部屋ごとの確認、下地、写真、工事プログラム、署名、PDF。
住戸
住戸台帳。棟、階段室、階、入居者。現況調書を重ねるごとに出来上がります。
工程表
住戸×日のグリッドをブラシで塗ります。工程表は複数、1 マスに複数業種も可。
通知
訪問通知、完了確認、拒否、免責、要約を、日付単位や住戸単位でまとめて出力。
履歴
現場の日誌。承認や拒否の記録、コメント、現況調書の所見。
一覧表
住戸×業種のマトリクス。工程表から自動生成され、マス単位で上書きできます。
鍵
貸出と返却の台帳。未返却の本数がバッジで見えます。
進捗
ダッシュボード。自分で組んだカードを、会議用の閲覧モードで表示。
足場
縮尺を合わせた図面の上に支間と段を作図。組立の進捗と資材数量まで。
資材
発注、納品、施工の 3 段階。仕入先、単価、納期、遅延アラート。
指摘事項
番号付きで図面上に配置。重要度は 4 段階、担当会社と是正期限つき。
契約書
契約一式を Word で生成。下請、役務、資材供給に対応。ご要望に応じて開放します。
工程表は入力するのではなく、塗ります
住戸×日のグリッドに、業種ごとのブラシ。ドラッグすれば 1 週間分をひと息で塗れます。現場監督が一日中見る画面です。
- ドラッグで塗り、ドラッグで消す。ダイアログは出ません。
- 同じ日に 2 班が入るときは、1 マスに複数業種を重ねられます。
- 同じ現場に複数の工程表。予定と実績を並べて持てます。
- 行の並びは並べ替えも手動移動もでき、その順序は保存されます。
- 棟、階段室、階、業種で絞り込み。
- チェックモードでは住戸ごとにコメント付きで承認し、そのまま履歴に残ります。
書類は Word のひな型ではなく、工程表から出ます
6 種類の書類を、日付単位や住戸単位で、1 件ずつでもまとめてでも生成。すべて同じヘッダーを使い、設定で一度入力するだけです。
訪問通知
作業前に入居者へ配る案内。日付、業種、時間帯を記載。
完了確認書
実施し受け入れられた作業を、入居者の署名で確定。
拒否記録
入居者が作業を断った記録。日付とともに残り、書類から消えません。
免責書
住戸に入れない、または準備が整っていない場合の責任関係を書面化。
作業まとめ
その住戸で行った作業を 1 ページに。工事終了時に手渡します。
現況調書の要約
訪問内容を清書。下地の状態、工事プログラム、入居者の選択。
施工会社、発注者、ロゴ 2 点、電話、現場事務所、工事名称、署名地、標準作業時間。これらを一度入力すれば、すべての書類の頭に載ります。既定値に他社名は入っていないので、他人の名前で書類が出ることはありません。
現場レポート
日付入りのサマリー PDF。進捗、作業、資材、指摘、予算。
あとで読み返される形の現況調書
フォームは訪問の流れに沿い、入力した内容は PDF にすべて載ります。アプリを開き直さなくても案件の書類だけで読めます。
自分で組み立てるダッシュボード
カードは 3 クリック。形、指標、切り口を選ぶだけ。意味をなさない組み合わせは最初から出てきません。
形
数値、円、棒、積み上げ棒、折れ線。
指標
進捗、承認済み作業、作業件数、拒否、住戸、現況調書、鍵。
切り口
業種、棟、階段室、階、状態、週。
構成は現場と一緒に保存されるので、そのまま共有できます。閲覧モードではカードだけを表示し、現場会議に使えます。
発注者は、入居者の情報を見ずに案件を追えます
クライアント用の画面は、発注者専用の別アクセスです。表示しない情報は画面上で隠しているのではなく、そもそも送っていません。
見えるもの
- 案件の進捗を住戸ごとに
- 発注者向けに整えた現況調書
- 発注者が判断すべき事項を、その場で決定
決して届かないもの
- 入居者のプロフィールと連絡先
- 世帯構成と鍵の台帳
- 署名と現場内部の細目
当該案件の現場は自動的に紐づきます。グループコードやパスワードを回す必要はありません。
現場にいるときに効いてくること
自動保存
現場データは自動で保存され、ヘッダーが送信の成否をいつでも示します。
通信が切れても
作業は端末側で続き、あとでサーバーに合流します。読み込み時に両方が統合されます。
複数人で
閲覧または編集の権限を付けて共有。全員が同じ工程表を見ます。
背景図面
図面を PDF、画像、DXF、DWG で取り込み、縮尺を合わせて指摘や足場を配置。
データは持ち出せます
現場データは JSON で書き出し、読み戻し可能。書類は PDF、契約書は Word で出力。
言語と単位
アプリは 7 言語対応。メートル法とヤード・ポンド法を切り替えられます。
始めるための 3 ステップ
現場をつくる
1 住戸の改修か、入居中の団地改修か。選んだ種類に合うタブだけが開きます。
名義を設定する
施工会社、発注者、ロゴ、現場事務所。すべての書類の頭になる情報を一度だけ入力します。
住戸を登録する
手入力でも、訪問ごとに積み上がる現況調書からでも。これで工程表が使えます。
各画面にガイド付きチュートリアルがあり、工程表には 10 ステップの専用ガイドがあります。
よくある質問
1 住戸だけの改修でも使えますか。+
はい。改修タイプの現場は部屋と作業で進み、部屋種別ごとの作業テンプレート、資材、指摘、足場、現場レポートが使えます。住戸台帳、日次工程表、入居者通知は、それらが意味を持つ入居中の改修でのみ表示されます。
1 つの現場に住戸はいくつ登録できますか。+
工程表は数行ではなく団地全体を想定しています。住戸は棟、階段室、階で絞り込め、行の並びも手で調整でき、書類は一括生成できます。写真が現場データを重くすることはありません。写真は 1 枚ずつ別ファイルで、現場側はその場所だけを持つため、写真の多い現況調書があっても他の画面が遅くなりません。
訪問通知は自社名で出せますか。+
はい。発注者名も併記されます。施工会社、発注者、ロゴ 2 点、電話、現場事務所、標準作業時間を一度入力すれば、すべての書類に引き継がれます。他社名が初期値として入ることはなく、ロゴがない場合は空白の帯ではなく名称を表示します。
現場で通信が切れたらどうなりますか。+
作業は続けられます。現場データはサーバーに加えて端末側にも保持され、読み込み時に統合されます。オフラインで入力した内容は通信復帰時にサーバーへ反映され、その間に他の人が行った変更を消すこともありません。
発注者は入居者情報を見ずに現場を追えますか。+
はい。クライアント用アカウントは別種別で、進捗と現況調書を専用に整えた形で受け取ります。そこには入居者のプロフィール、連絡先、世帯構成、鍵、署名は含まれません。画面上で隠しているのではなく、そもそも送信していません。
データは取り出せますか。+
現場データ一式は JSON で書き出し、そのまま読み戻せます。書類は PDF、契約書は Word で出力できます。乗り換えを妨げるものはありません。
アプリのインストールは必要ですか。+
不要です。すべてブラウザ上で動き、パソコンでもタブレットでも使えます。背景図面は PDF、画像、DXF、DWG で取り込め、FloorScan の他の機能も同じアカウントで使えます。
このモジュールは契約に含まれますか。+
現場管理は Pro プラン以上に含まれ、追加料金も別契約も不要です。お住まいの地域に適用される価格は料金ページに表示されます。