無料の数量拾いソフト:回りくどくない全体像
選択肢は四種類あり、最初の一件を超えて使えるのは一つだけです。どれで、なぜかを示します。
本当に無料ですか?
「無料」という言葉には、まったく異なる四つの実態が混ざっています。二週間だけ全機能が使え、その後は何も使えない期間限定の体験版。計測はできても書き出しを止める制限付きプラン、つまり見積で唯一重要な部分が使えないもの。無料だが数式一つひとつが追跡不能な誤りの種になる自作の表計算。そして強力だが図面がすでにベクターであることを前提とする無償の CAD。最も多いケース、つまりメールで届いた PDF を金曜までに積算する、という状況をこの四つはどれも満たしません。
実際に無料な範囲
- 各社の体験版。同じ案件で順に試すと比較しやすくなります。
- アカウント不要の公開計算ツール。タイル、塗料、図面の縮尺などに使えます。
- 無償のビューアーやオープンソースのツール。受け取った DWG や IFC をライセンスなしで開けます。
どこで止まるか
詰まる場所はほぼ決まっています。書き出しです。計測はできても使える表計算を出せないツールでは、結局数字を手で写すことになり、そこで誤りが生まれます。検出精度を評価する前に、まず書き出しを試してください。
FloorScan が無料で開放する範囲
FloorScan は PDF を解析し、壁・部屋・開口部を検出し、面積を計算して Excel・DXF・IFC に書き出します。無料アカウントで全モジュールが三十日間開放され、カード登録は不要です。その後も手動の数量拾いは使え、公開の計算ツールはアカウント不要です。
アカウント不要で今すぐ使える、対応する計算ツール。
リノベ予算よくある質問
本当に無料の数量拾いソフトはありますか。
無料かつ全機能というものはありません。ただし特定の用途に足りる無料なら存在します。公開の計算ツール、体験プラン、あるいは体験期間後も開いたままの手動の数量拾いです。要は何を納品するか次第です。
数量拾いは表計算だけで足りますか。
案件が小さく、同じ人が維持している間は持ちます。複数階の案件になると、壊れた数式を直す手間はサブスクリプション代を超えますし、誤りは現場で初めて表面化します。
予算がない場合、何から始めるか。
デモではなく実案件から始めてください。今週積算しなければならない図面を無料のツールに通し、書き出しまで到達させます。時間が浮くかどうかを教えてくれるのは、この試し方だけです。
料金と無料プランは執筆時点の公開情報です。提供元は予告なく変更できます。決める前に公式サイトで確認してください。