SketchUp 無料版:Web 版とその死角
「無料」が実質を伴う数少ない例です。ただし商用利用と CAD 書き出しはサブスクリプションの向こう側に残ります。
本当に無料ですか?
SketchUp には実際に 3D モデリングができる無料の Web 版があり、オンライン保存も付きます。ただし用途は個人の非商用に明示的に限定されます。交換フォーマットへの書き出し、デスクトップ版、拡張機能は有料プランです。数量拾いの観点では、SketchUp はモデラーであることを忘れないでください。PDF 図面を読んで面積を導くのではなく、描き直すのは利用者です。
実際に無料な範囲
- ブラウザ上での 3D モデリング。学習や個人プロジェクトには十分な内容です。
- モデルのオンライン保存と、共有オブジェクトライブラリーへのアクセス。
- ビューアー。サブスクリプションなしで受け取ったモデルを開けます。
どこで止まるか
業務利用は対象外で、要点はそこです。モデルが顧客対応に使われた時点で有料プランが必要になります。加えて DWG と DXF の書き出しがなく、拡張機能も使えません。SketchUp が数量を出せるのは、まさにその拡張機能を通じてです。
FloorScan が無料で開放する範囲
目的がモデリングではなく積算なら、3D の工程は遠回りです。FloorScan は PDF 図面を読み、部屋ごとの面積、壁と間仕切りの延長を出し、Excel、DXF、IFC に書き出します。全モジュールが三十日間無料で、その後も手動の数量拾いは使えます。
アカウント不要で今すぐ使える、対応する計算ツール。
単位変換よくある質問
SketchUp Free は業務に使えますか。
使えません。ライセンス上、個人利用に限定されています。規約以前に、CAD 書き出しと拡張機能がないため業務のワークフローはすぐ行き詰まります。
無料版の SketchUp で面積を計算できますか。
選択した面の面積は表示できますが、部屋別や工種別の数量表は作れません。それには有料プラン限定の拡張機能が必要です。
PDF 図面から、全部描き直さずにモデルへ移るには。
ジオメトリーを自動検出させ、得られた DXF を読み込むことです。FloorScan は PDF から壁・部屋・開口部を再構成してレイヤー付き DXF を書き出すので、それがモデラーのきれいな下地になります。
料金と無料プランは執筆時点の公開情報です。提供元は予告なく変更できます。決める前に公式サイトで確認してください。